げっしるいで行こう

好き勝手な事を書きます。

多動力 堀江貴文氏 書評②

2)時間の使い方

ホリエモン氏は一貫して自分の時間を大事にして、効率化することを主張していますね。

  • やらないことを決める。断る。
  • やりたいことだけで時間を使う。
  • 電話は時間が盗まれるので出ない。
  • 付き合いたい人とだけ付き合う。付き合いたくない人は切る。
  • 論点のあやふやな会議は無駄。結論を明確にする。
  • 会議中でも時間があればどんどんスマホを弄って情報収集。
  • 仕事はリズムを大事にして、集中して行う。問題を労働時間を増やすことで解決しない。

限りある人生、時間は有限。その時間を有効に使うホリエモン術を紹介しています。

どうしても自分は頼み事をされた時にいい顔をしてしまうことがあるので、勇気を持って時には断ることが必要ですね。

問題を労働時間を増やすことで解決しないという言葉は心に残りました。

そうですね、時間という最大限に貴重な資源を費やすのはきっと最後の手段で、もっと他に工夫する所があるはず。

 

3)仕事の進め方

印象に残ったのは次の二つです。

  • バカ真面目に全部自分でやるな。自分の時間は自分の強みを活かせる場所に集中せよ。この本も前の本もライターが書いている(!)
  • 自分はカルピスの原液になれ。カルピスを薄める仕事は他の人がやってくれる。

自分がインフルエンサー(影響を与える人)になって、仕事のレバレッジを効かせろ、ってやつですね。レバレッジとはテコの原理の事で、少ない力でより大きな力を生み出すということです。

本を書くのも得意な人、すなわちライターが書いている、って言い切っちゃうのがちょっとかっこいい。

でもそのおかげか、この本凄く読みやすいんですよね。きっとホリエモン自身が書くより、良い本になっていると思います。まさにこれが実例ですね。

総評

自分の時間は最大限に効率化し、仕事はレバレッジを効かせて最大限に増幅化し、そうして自分は最大限に人生謳歌しよう、と言った所でしょうか。

若くして波乱の人生を歩んできた氏の人生観はとても勉強になりました。

ベストセラーになるのも分かります。